オーストラリアで日々是好日(ひびこれこうじつ)

オーストラリアのブリスベンで暮らしています。せっかくだから生活の中の小さな発見を綴っておきます。

ブリスベンはクイーンズランド州の州都

オーストラリアの正式な国名は、Commonwealth of Australia 

日本語では、オーストラリア連邦と訳されます。

 

こういうこともあらためて勉強しました。やんわりとしか理解していなかったから。

オーストラリアは正式には、イギリス女王を元首とする連邦立憲君主制国家であります。

 

それにしても、オーストラリアの国章 The Commonwealth Coat of Arms は魅力的です。

そこには、オーストラリアの固有種であるカンガルーとエミューが描かれています。

なんでも、move foward 前進あるのみという意味があるそうで、この動物たちは後ずさりするのがとても下手だとか。 

描かれているお花は国の花Wattle (アカシア)です。

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Wikipediaより。オーストラリアの国章

 

ちなみに、とてもお恥ずかしいのですが、先日オーストラリアは島国だから、と言ったら、姉から「あんたオーストラリアは大陸だよ。中学の地理で習ったでしょ。」と言われました。

ええ、大陸と島の違いってなんだったかしらと思って調べたら、下記のサイトに書いてありましたので、ありがたく参照させていただきます。

 

グリーンランドより大きかったら大陸」または

「オーストラリアより小さかったら島」

 

だそうです。そんな定義があったのですね!びっくり。

↓こちらから。

「島」と「大陸」の違いって何だろう? | 日刊ニュージーランドライフ

 

 

さて、話を戻していきますと、

オーストラリアは、6つの州とその他の特別地域から成る国です。

 

こちらに来て初めて体験したことの一つは、「州」という概念です。

日本の”都道府県”に正確に置き換えることができません。

「州」単位で政治が動き、ルールが決まります。今回のオーストラリアにおける新型コロナウィルス対策を経験して、私が想像していた以上に「州」にパワーがあることを知りました。

政治については勉強が必要ですが、日本とは違うことが山のようにありそうです。

でも、こちらに永住権を持つ日本人の方が、「国会のあの雰囲気とかは同じですよ(苦笑)」とおっしゃっていました。なるほど、なるほど...より興味が湧いてきます。

 

 

◉「憧れの楽園」ゴールドコーストクイーンズランド州

さて、ブリスベンは、6つの州のうちの一つクイーンズランド州の州都です。

この州には、他によく知られる都市として、ゴールドコーストケアンズがあります。

むしろブリスベンよりこれらの都市の方が、日本人には馴染みがあるはずです。

私の子ども時代には、テレビのクイズ番組の優勝賞品や、商店街の福引きで「ゴールドゴースト旅行当たる!」というのがよくありました...(昭和です)

それくらい、ゴールドコーストとはワイキキと並んで憧れの楽園のイメージです。

また、ケアンズグレートバリアリーフもハネムーナーには大人気ですよね。

州の標語は、"Sunshine State, Smart State" 

確かにキラキラです。

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冬(7月)のゴールドコースト/サーファーズパラダイス

  

そうなると、、、ブリスベンって?となってきます。

「オーストラリアのブリスベンに行くことになりました」と言ったら、私の友人たちの大半が、「ブリスベンってオーストラリアだった?」といった反応でした。

次に、「シドニーを中心とすると、どの辺にあるの?」

そして「え!シドニーから飛行機で1時間半もかかるの?オーストラリア広いね!」と。 

ある人は、

「今度行くのどこだっけ?エストニアだった?あれリトアニア?」と言っていました。

いえいえブリスベンですよ。

 

残念ながら、友人たちにはあまり知られていなかったようです。

ブリスベンは世界的な企業の支店が集まる商業都市であり、その他の都市へトランジットするような物流・交通の拠点です。

メジャーな観光スポットがあり、観光客がドヤドヤとくるような場所ではありません。

そのため、日本人には知名度が低いのかもしれませんが、とても魅力的なところなので、こうやって記録しています。

 

ちなみに、私はこの「Brisbane」という文字の綴りがとても気に入っています。

字の座りがよくて、雰囲気があると思うのです。

 

Brisbane  Brisbane Brisbane 

 

なんとなく今日はアウトラインで終わってしまいました。

こうやって書きおこししてみると、次から次に疑問が湧いてきます。

カンガルーやワトルなどの固有の動植物や、地理についても知りたいことがたくさんです。

このペースでは、このログは牛歩の歩みになりそうです。

 

 4月23日 牛歩の歩み